2007年09月16日

ウォルフレン教授のやさしい日本経済

2002年初版、ということで小泉さんが出現した後の本である。「日本/権力構造の謎」では、日本人に対して、かなり辛らつな書き方をしていて、読んでかなりムッとしてしまったわけだが、これは日本人向けだということもあってかなりソフトタッチです(笑)。また、啓蒙を意図して書いているので、すらすら読める。ウォルフレンは、アメリカ嫌いでもあるので、英米圏ではないヨーロッパのメジャー国ではないオランダ人として、日本人にも共感を覚えているという感じである。
「日本/権力構造の謎」みたいに、一方的に日本を批判するのでなく、日本の特殊性、長所もある程度認めながら、現行システムでいく危うさもきちんと指摘するという客観的な書き方をしている。この本の方が、読むのにはお勧めである。
とか言っても、当たり前のように真実のように書かれているが、多分ちゃんとした学者筋からは、あんまり認めてもらえなさそうな話満載だということを念頭において読まれたほうがいいかもしれない。でも、私はほとんどウォルフレンの言うこと信じちゃったんですけどね。
posted by rukert | Comment(0) | TrackBack(0) | 書評
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