2009年02月18日

「チャンス」のNGシーン

映画チャンスは、ピーター・セラーズ演じるチャンスがイエス。キリストのように水上を歩くシーンで終わるという仙人映画である。しかし、続きがある。セラーズが何度もNGを出してしまったシーンが、映画の最後におまけのようについている。今時のテレビのドラマNGシーン集みたいなものだ。
監督のハル・アシュビーがどういう人物だったかは知らないが、彼の有名な「さらば冬のかもめ」や「帰郷」とは、かなり毛色の違う映画である。ああいう終わり方をすることへの抵抗やテレがあって、NGシーンを付け足して現実に戻しておきたかったのかどうかは知らないが。
チャンスが生まれて初めて屋敷の外に出た時、何も本当に知らないので、黒人不良少年の群れに「庭師の仕事はないか」と聞いて、散々毒づかれる。少年達は自分たちの敵の差し金だと思い込んで「奴に伝え解け」とすごむのだが、チャンスはそれを覚えていて、大富豪の家にいた黒人医師にそれを伝えようとする。そして、ベッドに横たわりながら、次のようなセリフを言う。大真面目な顔をして。セラーズはその状況がおかしくて吹いてしまい、もう止まらなくなってしまったというわけだ。ある種の拷問ともいえる。なるべく忠実な?私訳とともに、以下にあげておこう。

Now get this honkie
You go tell Raffaello
that I ain’t taking no jive from western union messenger
you tell that ass hole
if he gets something to tell me,
get his ass down here himself
then he said
that I would get my white ass out there quick,or cut it.


てめえ、いいか、この白豚野郎。
ラファエロの野郎にこういっとけや。
ガキの使いを受ける気はねえってな。
あのケツの穴野郎にこういえ。
用があるなら、てめえののケツをここまでもってこいってな。
そして彼は私にこう言いました。
おめえもその白いケツの穴をすぐどかして消えうせねえとケツの穴を切り刻んでやるぜ。
posted by rukert | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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