2008年09月22日

(メモ)小林秀雄「心理小説」

ジョイスの心理小説などをめぐって。ジョイス自体というよりも、それを表面的な技法としてしか受け入れられないわが国文壇についての論及である。あるいは、ポーの意識的作業の苛烈さと比べて、わが国の文学者はなんと楽天的であるか。
勿論、現在の日本においても、その状況は全く変わっていない。
文学における心理学とは、安易で危険な誘惑である。小林はそのあぶなっかしさを、きちんと認識している。
心理学は頭にくる酒みたいなものだ。安かったと思ってもあとできっと後悔する。私は両方とも性懲りもなく経験して来た。

posted by rukert | Comment(0) | TrackBack(0) | 小林秀雄
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。